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後先考えずに地植えするのは危険かも

せっかく庭があるのなら、華やかなかわいらしい庭を作りたいと思いますよね。ガーデニングが上手な人や、花いっぱいのお庭を特集したテレビ番組を観ると、いつも花がある庭にあこがれを抱きやすいものです。
だからといって、庭のいたるところに、花や植物の種類を把握しないままなんでも地植えしてしまうのは危険!もしかすると、繁殖しすぎて処理しきれなくなってしまうかもしれません。
庭で育てるべきではない『大変な植物』5選!

庭の地面に植えて育てるべきではない植物は、以下のものが挙げられます。
1.ハーブ類
ハーブ類は、かわいらしい見た目で病気にも強いので育てやすいのが特徴です。だからといって、安易に地植えしてしまうのはNG!
- ミント
- ドクダミなど
ものすごい繁殖力で、地植えすると次々生えてきます。抜いても抜いてもキリがなく、除草剤をまいたとしても、わずかな生き残りから再度繁殖してほかの植物が植えられなくなるかもしれません。
2.ナガミヒナゲシ
ナガミヒナゲシは、かわいらしい花をつけます。庭いっぱいに広まったらキレイかもと思いがちですが、地植えしてしまうのはおすすめできません。
- ひとつの果実に、種が約1600個入っている
- 種は風で運ばれる可能性が高く、庭中に広がる
花が枯れ、実ができた時点でプランターを外に置きっぱなしにするのは避けたいところ。実が適度に枯れてきたら、はじける前に回収して、家の中で管理するのがおすすめです。
3.シオン
シオンは、絶滅が危惧されている野草です。のびのびと育てたいという思いで地植えしてしまうと、思っている以上に管理に手を取ってしまうかもしれません。
- 背丈が2mほどまで伸び、種を飛ばす
- 上手に管理しなければ、思わぬところに種が飛んでしまう
適度な大きさで摘心することで、ちょうどいい高さの花を眺めることができます。管理もしやすくなるのでおすすめです。
4.桜
日本の春といえば、美しく花弁が舞う桜です。庭に植えることもできますが、植えてしまうと管理が大変かもしれません。
- 花が散って、周辺の家に舞い込んでしまう
- 花びらの回収が大変
- 葉にとげをたくさんつけた毛虫が沸く
花が散る時期は毎日の掃除、その後訪れる新緑の季節には駆虫が必須!怠けてしまうと、自宅だけでなく周辺住民に多大な迷惑をかけてしまう恐れがあります。
5.キヅタ類の植物
壁にツタが這う様子を見ると、なんとなくおしゃれに見えるものです。しかし、管理できないまま放置しておくのはNG。
- アイビー
- ヘデラなど
上記のような種類の植物は、気根を出し、壁などを這い上ります。気根で壁に傷をつけてしまう可能性があり、家の耐久値を下げてしまうかも。成長しすぎると、管理できない可能性が高まります。
初めてのガーデニングで注意したいこと

初めてガーデニングをする場合は、以下の点に注意しましょう。
- プランターで管理できるものを選ぶ
- 基本的な道具をそろえておく…スコップ・手袋・培養土・鉢植えやプランター・肥料・苗など
- 植え替えできるものを選ぶ
- こぼれ種で自生しないものを選ぶ
- 管理に特別な技術が必要ないもの
種を収穫したら、その辺にまいてしまうのではなく自宅で大切に保管しておきましょう。時期が来たら種をまき、苗からではなく種から育てる楽しみを経験することができます。
まとめ
ガーデニングは、簡単なようで奥が深いものです。まずは、地植えしてはいけない植物を把握して、専門店やホームセンターに足を運んでみましょう。








