目次
美しさが際立つ国、シンガポール

街中にゴミが少なく、清潔感が際立つシンガポール。非常に美しい街並みで有名な国ですが、その美しさを維持するために、たくさんのルールが設けられているのをご存じでしょうか。
知らずにシンガポールに出向いて違反行為をしてしまうと、罰金を取られてしまうかも!そうならないためにも、シンガポールを訪れる前に知っておきたいルールを把握しておきましょう。
知っておくべき『シンガポールのルール』7選

シンガポールを訪れる前に知っておきたいルールは、以下のものが挙げられます。
1.チューインガムの持ち込み、吐き捨ての禁止
日本では歩きながら噛んでいる人が多いガムですが、シンガポールでは禁止されています。
- ガムの吐き捨ては、街の景観を損ねる行為
- 街中で噛むことだけでなく、持ち込みも禁止
- 万が一吐き捨ててしまうと、罰金1万シンガポールドル(日本円で約80万円)
- 所持しているだけで、罰金対象
ガムを吐き捨てたときの罰金の金額は、かなり高額!絶対にガムの持ち込みは避けましょう。
2.公共交通機関での飲食禁止
子どもがぐずったり小腹が減ったときなど、バスや電車でお菓子を食べる人も多くいます。シンガポールでは罰金を取られてしまう行為に当たるので要注意!
- 地下鉄やタクシーでの飲食不可
- 監視カメラが至る所にあるため、隠れて飲食することは困難
- 違反すると、日本円で約4万円の罰金
公共交通機関での飲食による罰金も、決して安い金額ではありません。
3.夜、公共の場での飲酒は禁止
シンガポールでは、時間によって公共の場所での飲酒が禁じられています。
- 22:00~7:00までは、公の場での飲酒不可
- ホテルやバーなどでは飲酒可能
- 違反した場合、日本円で約8万2000円の罰金
まったくお酒が飲めないわけではないので、楽しめる場所で存分にお酒を満喫しましょう。
4.トイレの水を流さないと罰金
公共のトイレを使用したあと、流さずに立ち去るのは絶対NG。
- 1回目…約8万円
- 2回目…約16万円以下
- 3回目…約40万円以下
回数を重ねるごとに、かなり大きな金額の罰金を科せられることになります。
5.たばこの持ち込みと喫煙する場所には注意!
たばこの持ち込みは、シンガポールではお金がかかります。
- たばこの持ち込みには申請が必要…1本でも申請が必須
- 1本につき35.2セントの税金+消費税7%
- SDPCのロゴがないものは、持ち込み禁止
- 税関でロゴがなくても証明書をもらえるので所持しておく
- 公共の場では禁煙
持ち込みにお金がかかり、公の場所では禁煙となります。それを破ると罰金を払う可能性があるので、注意してください。
6.ドリアンの持ち込み禁止
公共交通機関やホテルでは、ドリアンの持ち込みが禁止されている場合が多い傾向。これは、ドリアンの独特な強い臭いが関係しています。臭いが強いものではありますが、シンガポールの屋台などではたくさん売られているので、宿泊先のホテルへの持ちこみが可能かチェック!
7.横断歩道以外の場所で道路を横断するのは禁止
シンガポールでは、横断歩道以外の場所で道路を横断してはいけません。
- 横断歩道か信号機のある場所を横断する
- 横断歩道のない道路を横断すると、法律違反
法律違反を犯してしまうと、罰金が科せられる可能性があります。
シンガポールを訪れるときの注意点

シンガポールを訪れる前に知っておきたいことは、以下の通りです。
- パスポートのコピーを取っておく…ひったくりなどにあって、パスポートを盗まれても帰国できるよう準備しておく
- Wi-Fi環境の確認…主要な施設であれば、フリーWi-Fiが使える
- シンガポールで使われる言語…英語・中国語・マレー語・タミル語
- 公衆トイレは有料…20セント支払って使用。使用後流さなければ罰金
- タクシーのぼったくり…初乗りは2.8~3SGDで、観光客の場合はメーターを使わないことがある。メーターが動いているか確認し、ぼったくられそうなときは下車
- 気候と室内温度の差…年中蒸している夏のような気候で、室内は冷房が効いている。一枚羽織るものを準備
気候やお金のこと、そして罰金を科せられることを把握しておくことが重要!
まとめ
シンガポールを訪れる前に、日本とは異なる文化やルールを把握しておくことが非常に重要です。ルールを守り、充実した旅を満喫するためにも、事前準備と勉強は欠かせません。









