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赤ちゃんは泣いて意思表示をしている

赤ちゃんは、誕生後数年間自分の意思を言葉として発することができません。時間をかけて語彙が増え、少しずつ精神的に成熟していき、自分の感情にふさわしい適切な言葉を相手に伝えることができるようになるのです。
赤ちゃんは、基本的に泣くことしかできません。そのため赤ちゃんの泣き方によって、なにを伝えたいかを育てる人は読み取れるようになると、赤ちゃんを育てやすくなるかも!
赤ちゃんが泣く時に考えられる6つの原因!

赤ちゃんが泣いている原因は、以下のようなものが考えられます。
1.空腹
赤ちゃんは胃が小さく、特に生後間もないときは頻回に授乳する必要があります。一度にたくさんミルクを飲んで胃にため込むことができないため、おなかがすぐに空いて、空腹を伝えるために 泣くのです。
授乳から数時間空いている場合は、授乳してみましょう。
2.おむつが濡れた・汚れた
おむつが尿や便で汚れて、お尻が不快な状態になったときも、赤ちゃんは泣いて知らせてくれます。赤ちゃんが泣いたときには、まずおむつをチェック!おむつが濡れている場合は、尿が少量であっても交換して清潔な状態にしてあげましょう。
3.眠たい
赤ちゃんは、眠くなったからといってすんなり寝てくれるわけではありません。眠気を感じると、泣いて知らせます。授乳やおむつ交換が完了しているのであれば、眠気を感じているのかもしれません。
普段と同じような泣き声の場合は、抱っこしてゆらゆらと揺らしたり、声をかけてあげるなど工夫して接しましょう。
4.かまってほしい
赤ちゃんは、退屈になったときも泣きます。授乳やおむつ交換も完了し、眠るまで時間があるときに泣いているときは、退屈しているのかもしれません。おもちゃやお散歩などに連れて行き、赤ちゃんによい刺激を与えてあげましょう。
5.不快な状態を解消してほしい
赤ちゃんが泣くとき、体が不快な状態になっている場合があります。
- 暑すぎる・寒すぎる
- 明るすぎて眠れない
- 汗をかいている
- 手袋や靴下を脱がせてほしい
- 常に同じ姿勢で寝ているため、頭の位置を移動してほしいなど
夏や冬などは、赤ちゃんが不快な状態になっていないかを特に注意深く観察して対応してあげましょう。
6.黄昏泣きをしている
生後2~4週間に入ると、赤ちゃんは成長に伴って黄昏泣きをすることがあります。
- 1週間に3日以上、大きな声で泣く
- 数時間連続で、激しめに泣く
- おなかにガスがたまっているなど
上記のような理由で黄昏泣きをしている可能性があります。乗り切るためには、以下のような工夫を実践してみましょう。
- たくさん抱っこして、スキンシップを取る
- 授乳後に上手にげっぷができるよう工夫する
- 泣いてしまう前に、赤ちゃんの気がまぎれるようなものを渡してあげるなど
黄昏泣きは、生後半年までには治まることが多い傾向です。その一方で、一度泣きだしたら数時間泣く赤ちゃんも少なくないため、対応に困るパパママも多くいます。
注意したい泣き方

赤ちゃんの泣き方で、注意したいものをまとめました。
- 火かついたように泣く
- 泣き方がいつもと違う
- 泣いている赤ちゃんに触れたら、体温が高い
- 泣きながら嘔吐や下痢をしている
- 泣き声に元気がない
- 顔色が悪いなど
上記のような症状がみられりときは、できるだけ早く病院を受診しましょう。一晩様子を見て…と考えていると、重症の場合手遅れになることもあります。気になる症状がみられるとき、夜中であれば夜間診療を受診してくださいね。
普段の様子を把握しておけば、泣き方の違いは把握しやすくなります。普段赤ちゃんとしっかりかかわりを持ち、泣き方を把握しておくことが重要です。
まとめ
赤ちゃんとしっかりと向き合うことで、泣き方の違いをいち早く察知しやすくなります。夫婦どちらかに育児を任せきるのではなく、二人で赤ちゃんのお世話をしましょう。









