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子どもの誕生と成長を祝うお宮参り

お宮参りは、子どもの誕生から1か月をめどに行う行事です。子どもの誕生とこれからの成長を願い、神社で祝詞を上げてもらいます。家庭によっては、子ども専用スタジオでの記念撮影などを行うこともあるでしょう。
子どもが生まれて初めての行事だからこそ、親がマナー違反をしないよう心がけるべきです。NGマナーと正しいマナー双方を把握し、周囲の人に迷惑をかけないよう注意してくださいね。
お宮参りをする時にしてはいけない『NG行為』5選!

お宮参りのときにすべきではない行為を取ってしまうと、周囲から冷めた視線を向けられてしまうかもしれません。
1.自宅から遠く離れた神社でお宮参りをする
赤ちゃんは、まだ外出に慣れておらず、体力もありません。お宮参りは、赤ちゃんにとって初めての遠出になる家庭も少なくないのではないでしょうか。
初めての外出だからこそ、普段感じない刺激をたくさん受けるので、赤ちゃんは体力を消耗します。赤ちゃんに大きな負担をかけてしまわないためにも、お宮参りをする神社は近場を選ぶのがおすすめです。
2.謝礼を準備していない
神社でお参りをして祝詞を上げてもらうと、謝礼を支払う必要がありません。謝礼金額は神社によって異なりますが、一般的には3,000円~1万円が相場です。
謝礼がかかることを知らず、支払いを渋ったり、お金を払う前に夫婦でもめるのはNG。みっともない印象を持たれないためにも、夫婦で話し合って事前に謝礼を用意しておきましょう。
3.統一感のない服装をする
家族の恰好が、あまりにも統一感のない服装で参拝してしまうのはNG。まずは、和装なのか洋装なのかを話し合い、どの程度の恰好をしていくかを決めておきましょう。記念撮影を行ったときに、恥ずかしくない恰好での参拝が無難です。
4.カジュアルすぎる・派手すぎる服装で参拝する
お宮参りは、神社に子どもの成長を願って参拝する行事です。下記のような格好での参拝はNG!
- 高すぎるヒールや使い古したスニーカー
- 露出度の高い服装
- 普段着用するようなTシャツやズボン、スカート
- 派手なメイクやアクセサリーをたくさんつける
- ちぎれたり穴が開いている洋服など
お宮参りの主役は、赤ちゃんです。そのことを考慮し、子どもに恥ずかしくない統一感のあるフォーマルな装いでお宮参りに臨みましょう。
5.神社で騒ぐ
お宮参りをしてついテンションが上がり、大人が騒いでしまうのはNG。神社は、お宮参りに参拝している人だけではありません。ほかの参拝者に迷惑をかけないためにも、過度に騒がず、落ち着いた気持ちでお参りをしましょう。
お宮参りをするときのマナー

お宮参りをするときのマナーは、決して難しいものではありません。
- 赤ちゃんが主役であることを考慮して、派手すぎないフォーマルな格好で参拝する
- 謝礼を事前に用意しておく
- 赤ちゃんの負担にならない近場の神社を選び、長居しないよう心がける
- スタジオでの記念撮影は別日を予約しておき、赤ちゃんに負担がかからないよう配慮する
昨今は核家族化が進み、夫婦両方の両親が遠方に住んでいるため、お宮参りは夫婦と赤ちゃんだけという家庭もあります。しきたりとしては、夫の母親が赤ちゃんを抱っこすることになっていますが、絶対に守らなければならないわけではありません。
両家そろってのお宮参りもマナー違反ではないため、赤ちゃんの成長を願ってみんなでお参りすることも可能です。
まとめ
お宮参りは、生まれてきた子の成長を願う最初の家族行事です。マナー違反をしないよう心がけ、子どもの成長を願って神社を参拝しましょう。









