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油の使い方を間違えると不健康になるかも

毎日の調理で使用する油は、毎日使うからこそ体への負担を考慮したものを選びたいものです。価格面も大切ですが、原材料などにも目を向けて油を使い分けなければ、自分や家族の体に負担をかけてしまっているかもしれません。
今回は、料理では使うべきではない油や、油の使い方をご紹介します。自宅にある油の種類を確認し、今後どんな油を購入するかを検討しましょう。
油の使い方でやってはいけない『間違い行動』4選

油の使い方や選び方を間違えると、食事を摂る度に体に負担をかけてしまうかもしれません。
1.トランス脂肪酸を含む油を使った調理
トランス脂肪酸を含む油は、以下の種類が挙げられます。
- マーガリン
- ショートニングなど
油の中でも比較的安価なので、購入しやすいですよね。パンやお菓子作りなどに使用する機会が多い種類でもあります。上記のものは、植物油を加工した人工的な油です。摂取しすぎると、心臓病などのリスクを高めてしまいます。大量に使うのはNG!
2.サラダ油を大量に使った調理
サラダ油やサンフラワー油なども、比較的安価で普段使いしやすいですよね。これらの油には、人の体には欠かせないリノール酸という必須脂肪酸が含まれています。
しかし、リノール酸はいろいろな食品に含まれているため、現代人は多く摂取しすぎている状態です。どんなに体によい成分であっても、過剰摂取し続けると負担になってしまいます。
過剰摂取が続くと、生活習慣病やがんなどのリスクが上がる可能性があるという指摘もあるため、大量に使用するのはNGです。
3.価格が異常に安いオリーブオイルを使う
オリーブオイルは、体によい成分を含んでいることで有名ですよね。昨今ではいろいろな種類のものが販売されており、価格にも幅があります。しかし、中には目を疑うような安価な価格で販売されているものもあります。つい手を伸ばしてしまいがちですが、購入するのはちょっと待った!
- 純正のオリーブオイルではない
- 消費期限がかなり間近に迫っている
- オリーブオイルを少量含んでいるだけの、別物の油
安価である以上、上記のような状態のものである可能性が高いです。
4.バターを使いすぎる調理
マーガリンは体への負担が大きいということは、広く知られている情報です。マーガリンではなくバターを使っているからといって、使用量が多くても平気というわけではありません。
成分にこだわって作られたバターであっても、過剰摂取は厳禁!体によいものであっても、適量を守って調理すべきです。
正しい食用油の使い方とおすすめの成分

正しい食用油の使い方を知り、安心して食事を楽しみましょう。
- 多すぎる油を使用しない
- 目分量で油を使わない
- オメガ3を多く含む油…アマニ油・えごま油など
- オメガ9を含む油…オリーブ油・ごま油など
上記のような油の使い方は、油を過剰に使用するのを防ぐ効果が期待されます。油そのものすべてが体に害を及ぼし、負担ばかりをかけるというものではありません。体によい素材を使った油を適度の料理に使用することで、体の調子を整えることもできます。
素材にこだわった油は、決して安価ではありません。使う量などを考慮して、家計を圧迫しないような油の使い方を実践しましょう。
まとめ

油には、いろいろな種類があります。できるだけ体によい成分を豊富に含んだものを選び、体に負担をかけない食事作りを目指しましょう。









