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夏の食卓を彩るきゅうり

きゅうりは、家庭菜園でも比較的育てやすい夏を代表する野菜です。水分がとても多い野菜なので、傷み始めのサインは見逃したくないですよね。
今回は、きゅうりが傷んでいるときに現れやすい変化をご紹介します。少し傷んでいるだけのきゅうりは食べられるかという疑問についても、解説しています。
きゅうりが腐っている時のサイン6選!

きゅうりが腐っているときには、いくつかのサインが現れます。どのような変化がみられるのかを、確認してみましょう。
1.白っぽい液体がつく
きゅうりは、劣化していくと白っぽい液体が表面に浮き出てきます。洗えば流れていきますが、白い液体は劣化のサインなので、洗い流しても食べるのは危険です。きゅうりから出てくるには不自然な白い液体がついていたら、腐っているため破棄しましょう。
2.実に透明感が出る
キュウリを切ったとき、実の部分が透明っぽく見えるときは、傷んでいる可能性があります。ニオイや固さなど調べて、ほかに異変がないかを確認してみてください。
3.実が茶色っぽく変色する
きゅうりを切ったときに、実の部分が茶色く変色していたら食べるのはNG。傷み始めたときには実が赤や黄色っぽく、その状態からさらに劣化が進んだら実が茶色くなります。腐敗がかなり進んでいるため、調理はしない方がよいでしょう。
4.白カビが生えてぬるぬるになる
きゅうりの表面にぬめりが出て、指を離すと糸を引くときは腐敗が進んでいます。ぬめりは洗い流せますが、白い液体のときと同じように、きゅうりの内部も腐敗が進んでいる状態なので食べてはいけません。ふわっとした白カビが発生しているときも、破棄の対象です。
5.水分が出て柔らかくなる
きゅうり自体から水分が出ているときは、腐敗がかなり進行した状態です。ほかの野菜や果物によくない影響を与える可能性があるため、見つけたら早めに捨てましょう。きゅうりから出た水分は、放置せず残さないように拭き取ってください。
6.異臭がする
きゅうりから異臭がするときは、外見的には異常がなかったとしても腐っている可能性があります。
- 鼻を突くような酸味のある臭い
- カビっぽい臭い
- 腐っているとき独特の異臭
きゅうりの香りとは異なるニオイがしてくるのは、危険信号です。火を通して調理したとしても、安心して食べられるとはいえません。
賞味期限切れのきゅうりを食べることはできるの?

きゅうりは、賞味期限が短い野菜です。
- 常温保存…3~4日
- 冷蔵保存…1本ずつキッチンペーパーにくるんで立てた状態で保存して、10日前後
- 冷凍保存…小口切りなどにして塩もみした後水分を抜いた状態で、約1か月
夏場となれば、記載している賞味期限よりも早く傷むことも考えられます。収穫から時間が経っていたきゅうりを購入した場合は、おのずと賞味期限も短めです。
賞味期限が切れていても、異臭や異変がみられないきゅうりもあります。しかし、食中毒を引き起こす可能性があるので、安易に食べない方がよいでしょう。
まとめ

きゅうりは水分が多いため、傷みやすい傾向が強い野菜です。夏の暑さも劣化を早めてしまうため、収穫や購入後はできるだけ早く消費するよう心がけてください。









