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忌み言葉に注意!

大切な友人の親族が亡くなった場合、お悔やみを送ったり声をかけるものです。そんなときに気を付けるべきなのが、誰かが亡くなった際に使ってはいけない「忌み言葉」です。
- 忌み言葉…人が亡くなったときに使うのは縁起がよくない、不幸を招く意味のある言葉
相手に不快な思いをさせないためにも、忌み言葉はある程度把握しておくべきマナーです。では、どこような言葉あるのかを見てみましょう。
友人の親戚が亡くなった時に言ってはいけないNGワード4選

具体的な忌み言葉を把握しておくことで、葬儀などで友人と会って言葉を交わすときに相手の気持ちにも寄り添いやすくなります。マナーの面からも、忌み言葉を把握しておくことは重要です。
1.宗教を考慮しなていない言葉
メッセージを送る前に、チェックしておきたいのが亡くなった人の宗教です。宗教によって忌み言葉が異なるので、注意してください。
- 仏教の忌み言葉…浮かばれない・迷う
- 神式やキリスト教の忌み言葉…成仏・供養・冥福・往生
神式やキリスト教で上げた言葉は、仏教用語です。そのほかの宗教の場合も、宗教によっては忌み言葉になる可能性があるので、事前リサーチを行って文章を考えましょう。
2.重ね言葉
同じ言葉を2回重ねるのは、不幸なことが続くことを連想させるため忌み言葉です。メッセージだけでなく、葬儀のときなどもできるだけ口にしないよう配慮してください。
- たまたま
- 次々
- くれぐれも
- 日々
- わざわざ
- 重々
- どんどん
このほかにも、重ね言葉になる単語があるので注意しましょう。
3.不幸・死をイメージさせる言葉
不幸や死を連想させる、マイナスイメージの言葉も忌み言葉の一種です。
- 消える
- 落ちる
- 滅びる
- 倒れる
- 忙しい
- 相次ぐ
- 数字の4や9
数字の4は死を、9は苦を連想させるため、葬儀だけでなくおめでたい席や贈り物の個数としても不適切。不幸や死がを連想させる言葉は、基本的に使用NGです。
4.離別を連想する言葉
離別を連想させる単語も、葬儀などの場面ではふさわしくありません。
- 別れる
- 冷める
- 捨てる
- 終わる
- 枯れる
- 嫌い
このような言葉を使わなければならない場合は、同じ意味合いを持つ忌み言葉ではない単語を使用してください。
媒体別のお悔みの送り方

大切な友人の親戚が亡くなって、親戚の方との面識があった場合は、お悔やみを伝えることもあります。昨今では、メールやパソコンでお悔やみを送るケースも少なくありません。媒体別でお悔やみを送るときの注意点が異なるので、確認しておきましょう。
- メールの場合…比較的短めを意識した内容にまとめる
- パソコンの場合…お悔やみ状と同じように、丁寧な内容を送る
スマホや携帯にお悔やみメールを送るときは、画面が小さいため短めの文章を送って読みやすさに配慮。比較的短い文章を送ることで、相手の返信も短い文章で済みます。
パソコンは、丁寧で少し長めのお悔やみ状に準じた内容でも読みやすいですよね。葬儀やそのほかの手続きなどでパソコンを見る時間がない可能性を視野に入れて、文章を作成しましょう。
まとめ

友人の大切な親族の人が亡くなったときには、相手に失礼がない、心に寄り添える文章を送りたいものです。忌み言葉などに注意するのは、大人としてのマナー。マナー違反をしないためにも、知識を蓄えておきましょう。









