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栄養豊富なきのこは1年を通して楽しめる食材

皆さんは日頃から料理にきのこを使っていますか。実は、きのこには栄養が豊富に含まれています。また、カロリーが低いため、ダイエット食としても人気が高いですよね。
そんなきのこは、スーパーでも1年中入手することができるため、手軽に料理の副菜として使うこともできる優れものです。きのこによって、味や食感が異なるため、ご家族の好みに合わせて選んでいる人も多いのではないでしょうか。
きのこを食べることで得られる効果は?

きのこは栄養豊富な食材だとお話ししました。では、きのこを食べることでどのような効果を得ることができるのでしょうか。主な効能は以下の通りです。
- 便秘解消
- 脂肪燃焼促進・脂肪吸収抑制
- 脂質をタンパク質へ変える
- 糖質をエネルギーに変える
- むくみの解消
- 免疫力の向上
- 血糖値上昇を抑制
- 生活習慣病の予防
- 女性ホルモンのバランスを整える
ここで紹介しただけでも、これだけの効果を得ることができます。また、全体的にダイエットをしている女性にとって効果が高いとわかりますね。きのこはカロリーが低いだけでなく、脂肪を燃焼したり、むくみを解消したりと嬉しい効能が多いの食材なのです。
きのこにしてはいけない間違った調理方法4選

栄養豊富なきのこですが、実は調理方法によって豊富に含まれている栄養価を損ねてしまう恐れがあることをご存知でしょうか。ここでは、きのこにしてはいけない間違った調理方法を理由と共に解説していきます。
1.きのこの軸を取り除く
きのこを調理する際、下ごしらへとしてきのこの軸を取り除いている方はいませんか。「食べやすいように」「なんとなく食べられなさそうだから」という理由で切り落としている人は、意外と多いです。
しかし、実はきのこの軸にも多くの栄養素が詰まっています。その量は、きのこのカサと同じくらいだと言われているので、きのこの軸を取り除いてしまうと、きのこに含まれる栄養が半減してしまうのです。
2.水洗いする

きのこについたばい菌を落とすという意味で、しっかり水洗いをしてから調理している人は多いですよね。しかし、実はこれも間違った調理法の1つです。
きのこは約90%が水分でできているため、きのこに水をかけてしまうと、それだけで多くの栄養素が流れていってしまうことになります。さらに、きのこにはビタミンB群やビタミンDなど、水に溶ける栄養素が豊富に含まれています。
水洗いするだけでも多くの栄養素を失ってしまい、せっかく栄養豊富なきのこを食べても半減してしまうので、水洗いは控えてください。
3.長時間加熱する
きのこを調理する際、「なんとなく心配だから」という理由で、長時間しっかり加熱していませんか。実は、水に弱いきのこの栄養たちは熱にも弱いです。
先ほどお話ししたように、水で流れてしまう栄養素が豊富に含まれているきのこは、長時間加熱することでも溶け出て流れていってしまいます。
また、栄養が流れていくだけでなく、長時間加熱することできのこ自体が縮み、食感が悪く美味しくなくなってしまうというデメリットもあります。きのこは長時間加熱せず、サッと炒める程度に加熱しましょう。
4.炒める時に大量の油を使う
炒める時に大量の油を使ってきのこを炒めてしまうと、吸収率の良いきのこは大量の油を吸い込んでしまいます。すると、「低カロリーだから」と使用したきのこが多くの油を吸い込み、油の塊となってしまうのです。
油を多く吸い込めば、それだけカロリーも高くなりますし、何よりダイエットの大敵と言える食材となってしまいます。
しかし、きのこは油と炒めることで、効率的に栄養を吸収できるという働きも持っています。したがって、ダイエット中は少量の油を使い、そうでないときは多めに油を使うなど、自分の目的にあった調理方法を選ぶと良いでしょう。
きのこの栄養を効率的に吸収するための正しい調理法

意外とやりがちなきのこのNGな調理方法は、きのこが含む多くの栄養素を損ねてしまうことがあります。せっかく豊富な栄養素を持っているので、効率的に吸収したいですよね。きのこの栄養を効率的に吸収するためには、以下の正しい調理ポイントを押さえておきましょう。
- きのこは石づき以外の部分が調理可能
- 水洗いはせずキッチンペーパーなどで汚れを拭き取る
- 長時間加熱せず、サッと火を通す
- ダイエット中は大量の油を使わない
- ダイエット中以外はしっかり油を使う
以上です。これらのポイントを守って調理することで、効率的にきのこの持つ栄養素をたっぷりと体に取り込むことができますよ!
栄養豊富なきのこは正しい調理法で効率的に吸収して

いかがでしたでしょうか。きのこに含まれる栄養素は、水溶性のものが多いため、正しく調理しなければ多くを失ってしまいます。しかし、正しく調理することで、効率的に吸収することができるので、今回紹介したポイントを押さえて料理してください。








