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たまねぎは一般的に約1〜3ヶ月は日持ちする野菜

たまねぎは、野菜の中でも比較的長く日持ちしやすい食材として知られています。そのため、スーパーなどでもまとめ売りされていることが多く、一度にまとめて購入して、家で保存しているというご家庭も多いでしょう。
たまねぎは、一般的に約1〜3ヶ月ほど日持ちすると言われています。湿気に弱い野菜なので、湿気に注意しながら正しい方法で保存することで、夏場は約1ヶ月、冬場は約3ヶ月と長期保存が可能です。
たまねぎの日持ちが悪くなるNG行為4選

湿気に弱いという弱点があるものの、比較的日持ちしやすいたまねぎは、いろいろな料理に使えて便利ですよね。しかし、間違った保存方法を行っていると、たまねぎの日持ちが悪くなってしまうことも…。ここでは、たまねぎの日持ちが悪くなるNG行為を紹介します。
1.常に冷蔵庫で保存している

先ほどお話ししたように、たまねぎは湿気に弱い野菜です。そのため、野菜室であっても湿度の高い冷蔵庫内での保存は、あまり適していません。他の野菜と同じように野菜室に入れてしまうと、湿気で萎びてしまい、すぐに傷んでしまいます。
基本的にたまねぎは常温保存が望ましいので、涼しく暗い場所で常温保存するようにしてください。夏場など、暑い時期のみ野菜室を利用すると良いでしょう。
2.湿気のある水回りに置いておく
常温保存であっても、湿度の高い場所に保存してしまうと、すぐに傷んでしまいます。例えば、シンクの周りなどの水回りや、蒸気を出す炊飯器の隣などは湿度が高い傾向にあります。このような場所は、たまねぎの保存場所として適していないので、できるだけ避けてください。
3.たまねぎ同士を密着させて常温保存

たまねぎを保存しておく場合、意外とやりがちなNG行為として、たまねぎを同じカゴや段ボール、ネットの中で、密着させた状態で保存する方法が挙げられます。
同じカゴや段ボール、ネットに入れることは問題ありませんが、たまねぎ同士を密着させてしまうと、通気性が悪くなり、保存しているカゴや段ボールの中で湿度が高くなってしまいます。
また、密着させた状態で保存していると、1つのたまねぎが傷んでしまった際、他のたまねぎも同じように傷みやすくなってしまいます。なるべく通気性を意識して、たまねぎ同士は離して保存するようにしてください。
4.直射日光の当たる場所で保存
たまねぎだけでなく、野菜全般に言えることですが、直射日光の当たる場所で保存することは控えてください。野菜は、直射日光に当たると成長が進んでしまい、その分、傷みも早くなってしまいます。
「直射日光に当たる場所に保管していたら、発芽してしまった」という体験談も見かけますが、発芽してしまったたまねぎは、食べられなくなるということではありません。なぜならば、じゃがいものように目に毒がないからです。
ただし、発芽しているということは、その分、たまねぎの成長が進んでいるということです。品質は劣化している状態なので、早めに食べ切るようにしましょう。
たまねぎを長持ちさせるためにやるべきポイントを解説

最後に、たまねぎをできるだけ長持ちさせるためにやるべきポイントを紹介します。たまねぎを大量にまとめ買いした際は、以下の点に注意して保存しましょう。
- 基本的に風通しの良い場所で常温保存
- なるべく密着しないよう隙間を作って保存する
- 1個ずつ新聞紙で包んで湿気対策を行う
- ネットに吊るして保存できるとより長持ちしやすい
玉ねぎは、基本的に風通しの良い暗い場所で常温保存しましょう。夏場は室内でも暑くなることが多いので、その場合は、冷蔵庫の野菜室で保管します。
たまねぎは湿気に弱い野菜です。湿気で傷まないよう1個ずつ新聞紙に包むことで、湿気を吸い取り、たまねぎを長持ちさせることができます。
最も良い保存方法は、ネットにたまねぎを入れ、たまねぎ同士が密着しないよう、たまねぎの間に結び目を作って吊るす方法です。この方法が最も通気性がよく、湿度にも耐えられる保存方法となります。
たまねぎは湿気に注意して常温保存しよう

いかがでしたでしょうか。たまねぎは湿気に弱い野菜なので、基本的に冷蔵庫での保存はNGです。風通しの良い環境で常温保存しておくと、最長で約3ヶ月ほど長持ちさせることができるので、正しい保存方法でたまねぎの品質を保ちましょう。








