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こんな手洗いはNG!

手洗いを毎日繰り返すのが面倒になったり、時間がなかったりすると、やり方がおざなりにしてしまっていませんか?
しかし手洗いを適当に済ませてはいけません。健康を損ねる可能性があるからです。
手を洗う時間が短いのはNG
本当に時間がないと、手をさっと水で洗ってしまうだけになってしまいがちですが、これでは完全に汚れを落とすことはできません。
手洗いは30秒くらい時間をかけておこなうことが重要。どうしても時間がないときは手を洗うよりアルコール消毒の方が効果的で手早く済ませられます。
帰宅後、時間が経ってから手を洗うのはNG
外出から帰ってきて、荷物を置いたりあれやこれやと用事を済ませてから、はっと思い出して手洗いをするというパターンも要注意。帰宅後に時間が経ってからだと、その間に外出先で手についたウイルスや雑菌が家じゅうのいろんなものに付着してしまいます。
外出先から戻ったらまず手洗いをおこないましょう。
こんなうがいはNG!

うがいの方法にも効果的なものとそうでないものがあります。ここではうがいにおけるNG行動をご紹介しましょう。
帰宅直後のうがいはNG
外出先から戻っていきなりうがいを始めるのはNGです。まずは手洗いで手についた雑菌を落としてからうがいを始めましょう。
手に雑菌がついた状態でうがい用のコップに触れてしまったり、周りのものに触れてしまうと菌が拡散してしまうからです。
同様に、うがいの後の水回りもしっかりとふき取るように心がけましょう。うがいで口の中の雑菌を含んだ水が周りに飛び散ったままだと、雑菌が自分やほかの人の体に再びついてしまいます。
いきなりガラガラうがいはNG
うがいと言うと、喉の奥でガラガラと音を立てる「ガラガラうがい」を行っているひとが多いでしょう。実はいきなりガラガラうがいをするのはNG。
口の中には、喉以外にも外で吸い込んだ雑菌や食べかすなどが溜まっているので、最初は口の中を水でゆすいで雑菌を取り去る「クチュクチュうがい」をするのがベストです。
正しい手洗い・うがいとは?

NGな方法がわかったところで、正しい手洗い・うがい方法を紹介します。
まず、外出先から戻ったら一番最初に手を30秒ほど時間をかけておこない、手についた雑菌やウイルスを取り去ります。
ハンドソープや石鹸をつかって、指の先、爪の間、指の間、手の甲、手のひら、手首までしっかりと洗うこと。どうしても時間がないときはアルコール消毒を活用します。
次に、「クチュクチュうがい」で口の中の雑菌やほこりを取り去ります。それから2回ほど喉の奥で「ガラガラうがい」をしましょう。
終わったら周りに飛び散った水をしっかりとふき取ることが大切です。
正しい方法を守って健康を守ろう

以上が正しい手洗い・うがいの方法です。誰にでもできるごく単純な手順なので間違えてしまいがちですが、きちんと理由を知って行うだけで風邪予防・健康の維持につながります。
意識して自分で実践するのはもちろん、ご家族にも提案してみてくださいね。









