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コロナ離婚を避けるため、夫婦が協力してすべき7つのこと
1.相手を尊重しながら危機意識を一致させる

コロナ離婚の原因の一つとして、夫婦間の「危機感の違い」があげられます。小さなお子さんやペットのいるご家庭では特に妻側の危機感が強くなり、一方で夫は妻に比べると危機管理が甘くなりがちのようです。
感染しないよう人一倍感染対策を頑張っている中、パートナーが手洗いや消毒、マスク着用など衛生管理を怠ることは大きなストレスとなります。相手には自分と同じくらい頑張ってもらいたい、と同じ歩調にならないと相手を責めてしまうこともあるでしょう。
ですが、危機管理の歩調を合わせるには一方的に要求するのではなく、お互いの意見や考えを尊重しながら歩調を合わせるようにすると良いでしょう。
2.感染予防対策のルールを決める
帰宅時、玄関を開けたら「消毒をする→マスクを外す→石鹸などで手首まで洗う→うがいをする」など家族で感染予防対策のルールを決めておくと安心して触れ合うことができます。
必要な買い物に行くだけでも文句を言われ、それが原因で喧嘩になるご家庭もあるようです。外出からの帰宅の際はしっかりと感染予防をすると分かれば、自宅で待つ側も安心できるでしょう。
3.家事や育児を分担する

自粛生活やテレワークで家族が家にいる時間が増えると、食事の準備や掃除などの家事の負担が大きくなります。
夫婦で家にいるのに、夫はゴミ出ししかしない、育児を手伝わない、一方で妻は料理、掃除、洗濯などこれまで以上の家事をこなすことになると不公平感からストレスになるでしょう。
自粛中は家で過ごす時間が多くなることで、家事や育児の負担も自粛前よりも増えています。家事・育児の全体量を把握し、それぞれのテレワークの仕事量を基準にしながら、分担して協力することが大切です。
4.一人になる時間も確保する
関係が良好な夫婦でも1日中ずっと家にいて、その状態が何日も続けばお互い気詰まりしてくるでしょう。限られたスペースにはなりますが、できるだけそれぞれが一人になる時間を作るよう協力しましょう。
5.仕事をする場所(スペース)を分ける
共働き夫婦の場合、夫婦そろって在宅テレワークになると限られたスペースで仕事をすることになります。ベストポジションの取り合いとなったり、電話会議の際に険悪にならないよう、お互いが仕事に集中できるためにスペースを分けておくのがおすすめです。
6.二人で一緒に楽しめることをする

映画を見る、料理をする、お酒を飲む、DIYをする、など二人で一緒に楽しめることを積極的に見つけて、自粛生活を楽しむようにしましょう。
7.思いやりの言葉をかけあう
「ありがとう」などの感謝を表す言葉を積極的に使うことなど、相手を思いやる言葉をかけあいましょう。また、普段なかなかしなかった将来のこと、子供のこと、仕事のこと、など深い話ができる時間を作るのも良いでしょう。
一時避難所として宿泊施設を利用するのもおすすめ

自粛生活が原因で夫婦の関係が悪化してしまった人を対象に、マンスリーマンションなどの宿泊施設を一時避難所として使用できるサービスがあります。
努力してみたけれどこの状態が続くことで、コロナ離婚を回避できないと感じた場合は、無理をせず距離を一時的にあけることも有効でしょう。
さいごに
夫が感染対策に非協力的だと不満を抱える妻はとても多いようです。夫は手洗いやマスク着用など大きな負担に感じなくても、何度も指摘されることでやりたくないという気持ちが強く働くこともあるようです。
そんな場合は、大切なことは「夫に対する心配」であることや夫目線でのメリットを伝えるのが効果的のようです。そして一緒に取り組んで欲しいという気持ちを素直に伝えてみましょう。









