目次
髪の毛が臭くなる原因6つ

1.髪の洗いすぎで頭皮が乾燥している
頭皮は、全身の中で最も皮脂分泌が盛んなところと言われています。特に髪を洗いすぎて頭皮が乾燥してしまうと、乾燥した頭皮を補おうと皮脂が過剰に分泌します。皮脂は時間が経つと酸化するため、臭くなる原因となります。
2.髪の毛に周囲のニオイが移っている
髪の毛には周囲のニオイを吸着する性質があります。食べ物やタバコの煙、満員電車の中などでいろいろなニオイを吸い込み移ってしまいます。さらに、ドライヤーやコテ・アイロンなどの熱で髪が傷み枝毛になっていると、よりニオイを吸い込みやすくなっています。
3.髪の毛を生乾きのままにする
衣類も生乾きのままでは雑菌が繁殖していやなニオイの元となります。同じように頭皮や髪の毛も生乾きのままでは、湿った状態により蒸れて雑菌が繁殖しやすい環境になってしまいます。
さらに、雑菌が繁殖することで毛穴の中で炎症が起き、フケの原因や抜け毛の原因にもつながります。熱風を当てすぎるのも良くありませんので、手早く乾かすように心がけましょう。
4.誤ったシャンプー方法

前述の通り、頭皮は時間の経過で皮脂が髪の毛を臭くする原因となりますが、シャンプーなどに含まれている化学の油も臭いの原因となります。髪を十分に濡らさない、シャンプーを泡立てずに頭皮に付ける、などの洗い方では頭皮が均等に洗えません。
加えて、シャンプーやトリートメント剤のすすぎ残しも頭皮の毛穴に詰まりニオイの原因となります。
5.食事や睡眠の生活習慣
脂っぽい食べ物は加齢臭や皮脂臭の原因となります。タンパク質も分解されると腸内体臭の原料となるため、お肉中心の食生活も髪の毛が臭くなる原因となります。
そして、食生活と同じくらい大切なのが睡眠です。睡眠中には、成長ホルモンが分泌されて頭皮や髪の毛の健康を保ってくれています。よって、睡眠不足も頭皮の健康状態を悪化させる原因と考えて良いでしょう。
6.加齢
一般的に、女性は女性ホルモンに皮脂分泌を抑える働きがあるため、男性よりも皮脂の分泌量は多くありません。ですが、30代、40代と年を取るにつれホルモンバランスが崩れて、ニオイの原因となる皮脂分泌の量が増してくると言われています。
ニオイの落とし方や予防方法

頭皮を適切に洗い乾燥させない
洗浄力の強いシャンプーでは頭皮を乾燥させてしまうため、低刺激のシャンプーがおすすめです。そして、シャンプーを付ける前には予洗いをしましょう。
シャンプー剤は直接頭皮に付けるのではなくある程度泡立てて、指の腹を使って頭皮を優しく洗いましょう。すすぎもおろそかにしないようにしてくださいね。
髪の毛はしっかり乾かし頭皮はマッサージをする
髪が湿っていると雑菌が増えるため、しっかりと乾かしましょう。ドライヤーの前には乾いたタオルを頭からかぶせ頭皮の水気をタオルに吸い込ませてください。
ゴシゴシこすらず頭皮マッサージをするように吸い取ります。熱を当てるときは、ドライヤーを振りながら乾かすとムラなく乾かせます。
食生活にも気を付ける

脂分の多い食事は皮脂の分泌の多くなりますので、海藻類や緑黄色野菜も一緒に摂取してバランスを取ります。また、加齢臭などは酸化が原因で起こりうる体臭のため、抗酸化物質のビタミンCやEを積極的に摂るのがおすすめです。
枕を清潔にしておく
人は寝ている間にコップ1杯分の汗をかき、最も汗をかきやすい部分は額だそうです。そのため、寝汗や皮脂で枕は汚れています。清潔にしておかないと、枕カバーは雑菌の温床となり頭皮にも悪影響です。枕カバーは最低でも週に1,2回は洗うようにしましょう。
髪の毛にニオイが移らないよう工夫する
髪の毛は周囲のニオイを吸着しやすいため、ヘアーミストをスプレーする、洗い流さないトリートメントでコーティングしておく、髪の毛をまとめておく、などの工夫をするとよいでしょう。ただし、スタイリング剤に油分が多いと、逆にニオイがより吸着しやすくなるため気を付けて下さい。
さいごに

頭皮を健康にすることで髪の毛が臭くなるのも防げますし、髪の毛も健康的に保てます。髪を洗う時は、頭皮の汚れを優しく落とし、すすぎ残しがないように気を付けましょう。
また、頭皮の状況に合わせたシャンプー選びも重要なようです。洗い方を改善してもニオイが気になる場合はシャンプー剤を見直してみましょう。








