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家事を全て書き出してみよう

男性が家事を軽く考えているのは、実際に妻が家庭内でどのような仕事をしているのか把握していないからです。極端に言えば、掃除と料理と洗濯の3つしか無いと思っているかもしれません。
しかし実際は、例えば掃除という家事の場合、トイレ掃除もあれば風呂掃除、リビングの掃除、庭のお手入れなど膨大な仕事が存在します。
そこで、まずは自分がどれだけ家事をこなしているのか旦那に把握させるために、1つ1つ書き出してみます。毎日行っているもの、週1のペースや月1のペースで行っている家事を全て書き込み、それを旦那に提示するのです。
漠然と家事を一括りにしていた人も、妻がしている仕事の量を見ると、「これら全てを任せてしまっているのだ」と考えを改めてくれるかもしれません。
やっても良いと思える家事を旦那に選ばせよう

書き出した家事の一覧を見せた後は、「どの家事ならやっても良い?」と旦那自身に手伝う内容を選ばせます。
男性が家事を嫌がるのは面倒というのはもちろん、妻に命令口調で言われる事に嫌気がさすという意見も多いです。「やっておいて」と言われるのは家事を押し付けられている感じがしますが、選択肢があると自分が主導権を握っているようで悪い気にはなりません。
また女性の方も苦手な家事があれば、まだ楽と感じる家事があるように、男性にも得意不得意があります。絶対にしたくない家事を強制すると嫌々になりますが、多少でも興味のある家事なら気持ち良く手伝ってくれるかもしれません。
ちなみに選んで貰う家事は1つでも2つでも、またはそれ以上でも構いません。長年連れ添った夫婦なら、自分の夫はどれぐらいの仕事の量なら引き受けてくれるのか、何となくわかるものです。
散々悩んだ後に1つだけ選んで「手伝ってやる」といったオーラを出されると不満かもしれませんが、全く手伝う気がない男性に色んな家事を強要しても無理があります。
とりあえず最初は1つだけでも、家事に協力して貰う姿勢が大切なのです。
手伝って貰った後は大袈裟に誉めよう

旦那に家事を手伝わせるために1番大事なのが、やってくれた事に対して精一杯誉める事です。
子供が親や先生に褒められるとやる気がアップして更に頑張ってくれるように、基本的に考え方が単純な男性も褒められると嬉しく感じるものです。
多少やり方が雑であっても、それを指摘すると一気にやる気も失せてしまうため、何か思う事がある場合は、夫に気付かれないように自分で手直ししておきます。
「手伝って貰った事ですごく助かった」という言葉は効果があり、特に子供に向かって「パパが手伝ってくれたのだよ」と声をかけておくと、子供の口からも旦那に賞賛の言葉が伝えられます。
自分が手伝う事で凄く感謝された、妻の負担を軽くしてあげられた事がわかると、家事を手伝う意味を見出す事ができ、今後も積極的に家事に関わってきてくれる可能性が高くなるのです。
男性も家事をする家庭は円満!

夫が家事に協力的な家庭は、手伝う・手伝わないという揉め事がなく、手伝って当然という流れになっています。一方、元々家事に非協力的だった男性は1つのお手伝いですら不満を漏らすかもしれません。
しかし頼み方1つで印象も変わり、気持ち良く手伝ってくれるようになるものです。手伝いをしてくれた時は上手く煽て、時には子供にも協力して貰う事で、色々と家事が分担出来るようになるかもしれません。









