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子どもは無条件に学校が好きなわけではない

子どもは、お友達がたくさんいて広い校庭がある学校が好きだと思っていませんか?子どもの社会は大人と同じくらい複雑で、勉強の理解度や交友関係でのいざこざなどが原因で学校に行きたくないと思うこともあります。
少しくらい嫌なことがあったからといってすぐに休まれても困りますが、嫌がる子どもを無理やり登校させるのはNG。そのほかのNG行為も、チェックしておきましょう。
子どもが『学校嫌い』になってしまう親のNG行為4選

子どもが学校嫌いになってしまう親の行動は、以下のものがあげられます。
1.無理やり学校に行かせる
子どもが学校に行きたくないといっているにもかかわらず、子どもの感情や意見を無視して学校に通わせるのは、絶対すべきではないNG行為。
子どもの自尊心を踏みにじり、心に大きな傷を作る原因につながります。学校嫌いが加速する可能性も高まるので、無理強いすべきではありません。
2.子どもに関心を持たず、ほったらかし
子どもが学校であったことを話しているにもかかわらず、訴えやいじめの相談などを聞き流し、放置するのはNG。子どもの話の中には、大げさなものや嘘も紛れているかもしれません。しかし、すべてが嘘で聞く価値がないことだけを話しているわけはないのです。
3.学校に子どもがいかないことを非難する
子どもが学校に行かないことに対し、それは悪いことだと植え付けるのはNG。悪いことをしているという罪悪感が子どもをさらに追い詰め、学校から距離を取るようになります。
学校に行けないあなたが悪いと非難するのも、同じように子どもが学校を嫌いになる原因につながるので要注意。
4.過干渉や過保護に子どもに接している
子どもに対して過剰に世話を焼いたり、学校での人間関係やできごとに対して干渉しすぎるのはNG。子どもは自分の力で考えなくなり、学校に行くことを面倒がり、不登校になる可能性があります。
子どもが学校に行きたがらないときの対応

子どもが学校に行きたがらないときには、以下のことを試してみてください。
- 子どもの話に耳を傾ける
- 学校に行きたくない理由を問い詰めない
- 学校に乗り込まない
- 子どもが学校に行きたがらない原因を作った、犯人探しに躍起にならない
- 無理やり学校には行かせず、少し休ませて様子を見る
- 家庭環境や親子関係を見直し、子どもに負担がかかっていないかを振り返る
大人は有給休暇を取得してリフレッシュのための休暇を取りますよね。子どもも心をリセットしたいと思い、ときに学校に行きたくないと思うものです。そんなときは無理強いせずに学校を休ませてあげましょう。学校から少し距離を置くことで、学校のよさが見えやすくなるかもしれません。
まとめ
子どもは子どもの、人間関係や勉強の事情を抱えています。子どもだからと甘く見ず、子どもの心の声に耳を傾け、必要な援助をしましょう。








