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節分といえば豆まき

節分といえば、家に住み着く鬼を追い出し、福の神を呼び込んで幸多い1年になるよう願いを込めて行う季節行事のひとつです。家族で楽しむ行事として浸透していますが、やり方次第では家庭内の運気を下げてしまっているかもしれません。
今年の節分から試せる、節分におけるタブーを先取りチェックしておきましょう。
節分でしてはいけない『4つのタブー』

節分を行うときにすべきではないタブーとは、どのようなものがあげられるのでしょうか。
1.生の大豆をまく
生の大豆をまいてしまうと、回収できなかったものが発芽してしまう可能性があります。災いを招く縁起の悪いものとなってしまうため、豆は炒ってからまきましょう。豆に火を通すことによって、食べたときに消化不良を起こしにくくなりますよ。
また、「豆」は「魔目」と掛詞になっています。豆を炒るということは、魔目を射ることにもつながるので縁起がよいとされているのです。
2.家主が鬼役をする
鬼役を一家の大黒柱がやってしまうのは、よくありません。本来鬼は目に見えないものなので、鬼役は不要なのです。
豆を投げられる鬼役の人が嫌な思いをしなくて済むよう、家族で仲良く家の中の見えない鬼に向かって豆を投げるようにしましょう。
3.昼間に豆まきを済ませる
節分の日は、昼間に豆まきをして鬼を追い出し、恵方巻を食べるという家庭も多いのではないでしょうか。豆まきは、昼間に行ったら効果が薄いといわれています。
本来鬼が出るのは丑三つ時である午前2時前後に、豆をまくのが有効な豆まきです。しかし真夜中に豆まきを行うのは、周囲の人に迷惑をかけてしまう可能性がありますよね。無理のない範囲で、丑三つ時に時間が近い夜の時間帯に豆をまいて少し効果を高めるよう意識してみましょう。
4.鬼の目を狙って豆を投げる
節分で使う豆は、大豆を炒ったものであることが大半です。大豆は硬く、目に直撃するとけがをする恐れがあります。鬼役の人に豆をぶつける場合は、相手がけがをしにくい場所に豆を投げましょう。
豆まきをするときに注意すべきこと

豆まきにおけるタブーとまではいきませんが、豆をまく際に注意すべき点は複数あります。
- 小さな子どもやペットの誤飲
- マンションなどの共有スペースに豆をまかない…ネズミやカラスなどが寄ってくるため
- 大騒ぎしすぎない
- 外にまいた豆は、できるだけ回収する
まずは、家庭内の状態をチェックしておきましょう。小さな子どもやなんでも食べてしまうペットがいる家庭での豆まきは、誤飲のリスクあるため、豆のまき方に注意すべきです。
マンションやアパートであれば、玄関前や共同スペース、階段の踊り場などに豆をまくのはNG。周囲の人に配慮し、迷惑をかけないよう節分を楽しむよう配慮してくださいね。
まとめ
豆まきは、家族の幸運を願うための行事です。家族や周囲の人に迷惑をかけないよう配慮しつつ、季節行事を満喫して思い出を作りましょう!









