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使い終わったペットボトル、使い回していませんか?

ペットボトル飲料を購入して、中の飲み物を飲んだあと、ペットボトルをどのように扱っていますか?中の飲み物を飲み切ったからといって、水筒代わりに使用してしまうのは危険かもしれません。
では、ペットボトルの使い回しを行うと、具体的にどのような危険が起こる可能性があるのかを確認しましょう。
ペットボトルを使い回してはいけない『絶対NGな理由』3選

ペットボトルを使い回すと、どのような危険が起こる可能性があるのでしょうか。
1.水筒代わりに使用すると、食中毒を起こすかも
ペットボトルを水筒の代用品として使い回すのは、絶対NG!
- 飲み口に人が口をつけて飲んだ場合、飲み口で雑菌が繁殖して食中毒を起こす
- 飲み口に口をつけていなかったとしても、ボトルの底に残った水分で雑菌が繁殖する
- 殺菌消毒するためにお湯を注ぐと、ペットボトルが変形して危険
ペットボトルは、水洗いしても雑菌が取れにくい傾向。飲み口はキャップがついているためデコボコしており、雑菌の繁殖にはもってこいの場所といえます。煮沸消毒できないため、ペットボトルの使い回しは食中毒を起こす危険度が高いのです。
2.飲み物以外のものを保存すると、誤飲を招く
ペットボトルに、作り置きした洗剤の薬剤を入れて置いておくと、飲料と勘違いした人が飲んでしまう恐れがあります。洗剤や薬剤は、人体に悪い影響を与える可能性が非常に高く、摂取量が多いと死亡してしまう恐れがあります。
少量であっても非常に深刻な体調不良を起こす可能性が高いので、飲み物以外のものを入れて放置するのはやめましょう。
3.凍らせると、容器が変形する
ペットボトルは、液体を入れて凍らせると膨張して変形してしまいます。凍った液体が水になるときに雑菌が繁殖する恐れもあるので、冷凍したものを持ち歩いてそれを飲むのは非常に危険です。
使い終わったペットボトルはどうすべき?

使用後のペットボトルは、以下のように処理しましょう。
- 工作で再利用
- ガーデニングに再利用
- 子ども用ジョーロに使用
- 資源ごみに出すなど
ペットボトルに水分を入れることは、特に問題ありません。中の水分を飲まないように注意して、水やりや工作などに使用しましょう。容器として使用するには問題ないので、工夫していろいろな場面で再利用してくださいね。
切ってしまったペットボトルは、自治体の指示に従って正しい手順で処分しましょう。
まとめ
ペットボトルは、飲み物を飲み終わってから再利用できる便利なアイテムです。水筒代わりには使用せず、ほかの用途で使用して正しい方法で処分してくださいね。









