飲むべきではない『水』3選!賞味期限やNGサインを解説

飲んではいけない水とは

水は腐らないと思っているかもしれませんが、それは勘違い!開封や口を付けたあとの水は、雑菌が繁殖しやすくなるため、数日で腐ってしまうことがあります。水の種類別の賞味期限の目安や、水が腐ったときに見られやすい変化を把握し、腐った水を飲まないよう注意しましょう。腐った水を飲んだときの症状についても、まとめています。

水の賞味期限に目安

水道水

昨今では、水とひとくちにいってもいろいろな種類が販売されています。まずは、水の賞味期限の目安を把握しましょう。

  • 水道水…冷蔵庫で1週間・常温で3日程度
  • ペットボトルの水…未開封であれば記載の期限まで・開封後は冷蔵庫で3日程度
  • やかんで煮沸した水…その日のうちに消費
  • ウォーターサーバー…開封後1週間程
  • 度天然水や湧き水…冷蔵庫で3日程度

水の種類に合わせた期限を守り、安全に水を飲みましょう。

飲むべきではない『水』3選!

制止する女性

水は保存状態がよくないと、劣化して腐ってしまいます。腐った水を飲むのは危険!以下の変化がみられるときは、飲まないようにしましょう。

1.異臭がする

水が腐ると、口に入れたときに以下のような異臭がします。

  • 硫黄のような臭い
  • 濡れた雑巾のような異臭
  • カビ臭い

鼻を抜ける臭いは、無臭であることが大半です。水道水の場合はカルキ臭がすることもありますが、硫黄や雑巾の臭いはしないため、比較的わかりやすい変化といえます。

2.色が変わっている

本来無色透明であるはずの水に、色が入ってしまうのは危険信号!

  • 赤っぽい色になる
  • 緑色に近い色になる
  • 水全体の透明度が落ち、かすんで見えるなど

見た目の変化があるときは、飲まない方が無難です。

3.味が変わる

水は本来、無味無臭です。軟水や硬水の違いはありますが、テイストの違いはあれど味そのものに大きな違いはありません。

  • 苦みを感じる
  • 舌がピリピリする
  • いつもの水と違う味がする

上記のような変化があるときは、水が劣化しているサインです。ほんのわずかな変化であっても、体が本能的ににおかしいと感じたら、飲むのを中断してください。

腐った水を飲んだときの対処方法

水を飲む女性

腐った水を飲んでしまうと、以下のような症状が現れつ可能性が高くなります。

  • 下痢
  • 腹痛
  • 嘔吐
  • 吐き気など

食中毒とよく似ている症状で、症状の現れ方には個人差があります。症状自体が軽く、ひどくなる様子がない場合は、少し様子をみてみましょう。症状が治まったら、少しずつ食事や水分補給をして、普段の生活に体を戻していきます。

しかし、症状が激しく、治まる様子がない場合は、できるだけ早く医療機関を受診してください。適切な処置を受けないまま放置してしまうと、脱水などの症状が出始め、危険な状態になってしまうかもしれません。

まとめ

水は腐らないと思い込んでしまうのは、非常に危険です。特に、開封したり口を付けたあとの水は、数日以内に傷んでしまうので注意してください。異変を感じたら、少しくらい大丈夫と思わず、水を破棄することをおすすめします。

この記事のタイトルとURLをコピーする

カテゴリから記事を探す

すべてみる
カテゴリを見る