子どもを乗せても良いのは1歳から

自転車に子どもを乗せてよいのは前乗せタイプで1歳からです。自転車は揺れたり傾いたりするため、身体が未発達の乳幼児が乗るとバランスがとれず怪我をする危険性があります。
また、身体が小さいとシートベルトから抜けてしまったりヘルメットがずれてしまったりする可能性があるため、年齢は目安として身体の発達に合わせ、自転車の取説もきちんと確認しましょう。
子どもを乗せて良いのは5歳まで

自転車の幼児用座席に乗せていいのは「幼児まで」と決められています。年齢でいうと5歳までになります。身体が大きくなると足がタイヤに巻き込まれたり、自転車のバランスが崩れて転倒してしまったりする危険性があるからです。
ただし、地域によっては年齢制限が若干異なります。「小学校入学まで」と緩和されている地域もあるので確認してみましょう。
自転車に子どもを乗せるときの注意点

1.ヘルメットとシートベルトを忘れずに
自転車に子どもを乗せるときは、どのような場合でもヘルメットとシートベルトの着用をしなくてはなりません。子どもを乗せると自転車は重くなるため、一度バランスを崩すと勢いよく転倒する危険性があります。転倒事故に備えておくことが大切です。
2.抱っこしながら乗るのはNG
赤ちゃんを抱っこしながら自転車に乗っている方を見かけますが、これは違反行為です。抱っこしながら自転車を運転していると、転倒したときに赤ちゃんが下敷きになる可能性があるので絶対にやめましょう。
3.自転車は子どもに触らせない
子どもが自転車に興味を示してペダルを手で回してみたり、鍵をいじったりすることがあります。自転車を触っているとチェーンに指を巻き込むなどの怪我をする危険性があります。自転車は子どもに触らせないようにしましょう。
ルールを守って安全に子どもを乗せましょう

自転車に子どもを乗せられるのは1歳~5歳に限定されていますが、年齢はあくまで目安であり、子どもの身体の成長に合わせ、少しでも危険があれば乗せるのを中止することが大切です。
ルールを守って安全運転を心がけましょう。