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どうしてカビは発生するの?

気を付けて掃除しているのに、窓のサッシやカーテンなどにカビが発生してしまうとついため息がこぼれてしまいますよね。カビは、以下の条件がそろうと発生してしまいます。
- 湿度…一般的には80%以上、乾燥を好むものは65%以上
- 温度…25℃が適温、35℃前後まで生育可能
- 栄養…タンパク質・炭水化物・皮脂など
梅雨から夏、秋にかけてカビが発生しやすい条件がそろいやす傾向です。まずは、カビが発生しやすくなる習慣を把握しましょう。絶対にしてはいけないNG習慣と併せて、カビを予防する方法もご紹介します。
カビが発生してしまう『絶対NG習慣』4選!

家庭内でカビが発生しやすくなる、絶対NGな行動をまとめました。少しの油断でカビが一気に繁殖してしまうこともあるので、カビを増やさないためにもチェックしておきましょう。
1.部屋を閉め切って使う
梅雨や夏は、どうしても部屋を閉め切って使いやすくなります。家を長期間閉め切ってしまうと、思っているよりも湿気が溜まりやすく、カビが発生しやすい状態になってしまいがち。
梅雨であればエアコンの除湿を、梅雨以降の時期であれば適度に換気をして室内の湿度を外に逃がしましょう。
2.結露の放置
室内と室外の気温差が大きくなると、窓が結露しやすくなります。窓の結露はカビの元!放置すると、窓ガラスやサッシに黒いカビが無数に発生してしまいます。
それだけでなく、窓に近いカーテンなどにもカビが発生してしまうため、カーテンの洗濯など手間が増えてしまいうかもしれません。
3.使用済みのお風呂やシンクを放置
カビは、高い湿度と温度がある場所を好みます。お風呂場は、お湯を使うことで十分な湿度と温度が確保でき、皮脂などのエサも豊富なのであっという間にカビが繁殖してしまうのです。シンクに生ごみや使用済みの食器を放置してしまうのもNG。
4.納戸や押し入れに衣類などを入れすぎる
納戸や押し入れに、衣類や布団を詰め込んだ状態が長時間続くと、湿度と温度が高くなりやすい状態になります。衣類や布団の繊維などについている皮脂をエサにカビが繁殖してしまう可能性があるので、押し入れや納戸にものを詰め込みすぎないようにしましょう。
家の中のカビを予防する方法

家の中でカビを発生させないためには、以下のようなことに注意しましょう。
- 定期的に換気や除湿をする
- 水分を放置しない
- 食べこぼしをきれいに除去する
- 押し入れや納戸の除湿や換気を行う
カビは、乾燥している場所では繁殖しにくい生き物です。エアコンの中も定期的に掃除を行い、カビが発生しない環境を整えておきましょう。
まとめ

カビは見た目がよくないだけでなく、放置してしまうと健康被害の原因にもつながります。家族や自分の健康を損なわないためにも、カビが繁殖しないようジメジメする場所や季節は少し注意して過ごしてくださいね。








