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玄米と白米の違い

玄米と白米の違いを知っていますか?玄米はお米を収穫してからもみ殻を取り除いたものをいいます。もみ殻はお米のいちばん外側にある皮の部分のことです。
もみ殻を取り除いた玄米は胚芽・ぬか・胚乳が残るのが特徴です。一方、白米はもみ殻・胚芽・ぬかをすべて取り除き胚乳だけになったものをいいます。
玄米を食べるメリット

不足しがちな栄養を補える
玄米が健康に良いといわれるのは白米に比べて食物繊維を多く含んでいるからです。食物繊維の含有量はなんと白米の約5倍。
現代の日本人は1日に5gの食物繊維が不足しているといわれています。1日3回のご飯を玄米にするだけで不足分の5gを補えるのです。
ダイエット効果が期待できる
食物繊維を多く含む玄米はダイエットにも効果を発揮してくれます。なぜなら食物繊維は腸を適度に刺激して排便を促す効果があるからです。
便秘になると腸内の悪玉菌が増殖し腸内環境が悪くなります。腸内環境が悪化すると、新陳代謝が低下し脂質や老廃物を溜め込んで太りやすい体になってしまうのです。
玄米を食べるデメリット

メリットが多い玄米ですが、食べ過ぎると下痢を引き起こすことがあります。
食物繊維を多く含む玄米を食べることにより、便秘改善や栄養の摂取などさまざまな効果を得られますが、消化吸収されずに大腸まで達してしまい、食べ過ぎるとお腹がゆるみ下痢になってしまうことも体質によってはあるでしょう。
玄米を炊くときに注意するポイント

水を多く入れて炊く
玄米は水を多く入れて炊きましょう。玄米と水が1:1.6の割合が理想です。玄米は白米よりも硬めなので通常の水分量で炊くと噛み応えのある食感になります。
噛む回数が少ないと消化不良を起こす原因にもなるため、水を多く入れて柔らかく仕上げましょう。
白米と玄米を混ぜて炊く
体質によっては通常の量を食べているにもかかわらず、下痢気味になる人もいます。体に良い影響を与える玄米でもおなかの調子が悪くなるなら食べ続けるのは困難になります。
そんなときは白米と玄米を混ぜて炊くのがおすすめです。白米と玄米を2:1の割合が目安です。白米と混ぜて食べれば腹痛も軽減されます。
ポイントを押さえて玄米を炊こう

健康効果が高い玄米は食物繊維がとれたり、体質改善できたりなどさまざまな効果が得られます。
ただし食べ方や摂取量を間違えると下痢などの症状を引き起こす原因になることも。そんなときは水を多く入れたり白米と混ぜたりして美味しくたべましょう。








