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冷えは万病のもと。冷え症が引き起こす体の不調とは?

1.血行不良による肩こりや頭痛
冷え症になると血管が収縮し、血液のめぐりが悪くなるため血行不良になります。血行不良になると血液の行き届かない肩や頭痛を引き起こすことがあります。
2.あらゆる臓器の機能が低下
血液のめぐりが悪くなると、体のあらゆる臓器の機能が低下してしまいます。とくに腸が冷えてしまうと便秘や下痢、生理不順を引き起こしてしまう可能性もあるでしょう。
3.脳梗塞を引き起こす危険性も
冷え症くらいで脳梗塞になるとは考えにくいかもしれませんが、内臓の機能が低下すると代謝が悪くなり、老廃物が体内にたまりやすくなってしまいます。老廃物が溜まると動脈硬化が進行し、脳梗塞につながる可能性もあるのです。
夏こそ注意?!冷え症の原因3つ

1.自律神経の乱れ
自律神経が乱れると血管が収縮したまま元に戻らない状態が起きたり、血行のコントロールが難しくなり冷え症になることがあります。夏は室内と室外の気温差が激しく、冷たい飲み物で急激に内臓を冷やすなど体温調節が追いつかず自律神経が乱れてしまいがちです。
女性は男性に比べてホルモンバランスが崩れやすいため、自律神経の調節機能も低下してしまう傾向にあります。女性に冷え症が多いのはこのためでしょう。自律神経が乱れないようにするためには、室内外の温度差が激しくならないよう温度を調節して、飲み物はできるだけ常温で飲むなどの工夫が必要です。
2.運動不足
筋力が低下すると生命を維持するために必要なエネルギー消費が抑えられてしまい、熱をつくり出す力が弱まることで冷え症になります。女性は男性より筋肉が少ないため冷え症になりやすいといえるでしょう。
運動不足で筋力が低下している、エネルギーを消費する機会が減っているという人は日常的に運動を取り入れてみてください。
3.血行不良
長時間同じ姿勢で過ごしていると血を送り出す力が弱くなり血液がドロドロになっていることがあります。結果的に血液のめぐりが悪くなって冷え症を誘引します。軽く体を動かしたり食生活を見直すだけで改善されることもあるので普段の生活を見直してみましょう。
体の不調を防ぐために冷え症の対策を

冷え症は病気ではありませんが、放っておくと脳梗塞などの病気につながる可能性があります。冷え症の原因は主に生活習慣にあるので、冷え症になりやすいと感じたら日々の生活を見直してみましょう。








