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洗濯物を部屋干ししたら生乾き臭が発生!

雨が降った日や夫婦共働きで天候が心配な日は、洗濯物を部屋干しするご家庭も多いですよね。しかし、洗濯物を部屋干しすると厄介なのが生乾き臭です。
きちんと洗濯物を干して出て行ったのに、帰宅して部屋のドアを開けたら、なにやらぷ〜んと不快な臭いが…。このような経験を持つ主婦の方は少なくないはずです。
やってない?生乾き臭が発生する原因

洗濯物を部屋干しすると必ずと言っていいほど生乾き臭が発生するという場合は、洗濯の仕方や干し方、そして乾かし方に原因がある可能性があります。
洗濯物は、汚れや汗によって雑菌が繁殖することで生乾き臭を発生させます。雑菌が繁殖する環境は、高温多湿の環境が長時間続いた時です。そのため、梅雨の時期の部屋干しが生乾き臭を発生させやすいのは、この環境が作られやすいことが原因です。
- 洗剤や柔軟剤を多めに入れる(洗剤カスが残りやすく雑菌の餌になる)
- 洗濯物をカゴや洗濯機の中に長時間入れっぱなし
- 風通しの悪い場所で干している
- 洗濯物の間を15cm以内に詰めて干している
- 長い時間をかけて乾燥させている
この5つの条件の中で1つでも当てはまっていると、部屋干しであっても外干しであっても生乾き臭を発生させる恐れがあります。これらの洗濯方法、干し方、乾かし方には気を付けましょう。
洗濯物の部屋干しで生乾き臭が発生するのを予防する対策は?

「夫婦共働きで帰宅までに雨が降らないか心配」「最近雨が続いているから部屋干しするしかない」という場合は、部屋干し一択になることがありますよね。では、洗濯物を部屋干ししても生乾き臭を発生させないために、どのような対策があるのでしょうか。
- なるべく洗濯物を干す間隔をあける(推奨は15cm以上)
- 洗濯物は長時間洗濯機の中に放置しない
- 洗剤や柔軟剤の量は適量を守る
- 乾かす時間を短縮するために便利家電機能を活用
- 部屋干し用の洗剤を使う
- 抗菌力の強い洗剤を使う
- 洗濯槽を定期的に掃除する
これらを徹底的に対策することで、部屋干ししても生乾きを防ぐことができます。
最近では、洗濯機に乾燥機能が搭載されていたり、浴室乾燥機が浴室に搭載されていたり、また衣類除湿機も販売されています。こうした便利な機能を使うことで、乾燥時間を短縮できるので、積極的に活用していきましょう。
とにかく生乾き臭を発生させないポイントは、雑菌を繁殖させないことですよ!
洗濯物が部屋干しで臭い!消臭方法3選

頑張って対策しても洗濯物から部屋干し臭が漂ってきてしまう…という場合は、すでに衣類やタオル自体に雑菌が多く付着していることが原因かもしれません。雑菌を殺菌することで、消臭効果を狙いましょう。
1.煮沸消毒する

効果的な方法に、煮沸消毒があります。お鍋に沸騰させたお湯に生乾き臭が発生した衣類を浸けます。そのまま30分ほど加熱を続けながら煮沸消毒することで、熱に弱い菌を殺菌することができ、同時に生乾き臭も消えますよ。
2.重曹を含ませたぬるま湯に浸け置きする

あらゆる家事に活躍してくれる重曹は、生乾き臭にも効果があるとご存知でしょうか。バスタオルなどの大きな洗濯物は、煮沸消毒が難しいので、こちらの方法がおすすめです。
お風呂場に大きめのタライやバケツを用意し、そこに40℃ほどのぬるま湯を入れます。触って気持ちいいと感じるほどの温度で大丈夫です。そこに200mlに対して小さじ1杯の重曹を入れてください。
完成した重曹水の中に、生乾き臭のする衣類やタオルを20〜30分ほど浸け置きすると、生乾き臭を消すことができますよ。大きめの洗濯物だけでなく、多くの洗濯物が生乾き臭を発生させてしまった際も、こちらの方法が適しています。
3.時短に便利なアイロン方法

夫婦共働きの場合は、あまり時間を取れないという人も多いですよね。そんな時は、アイロンを活用することで、簡単に消臭することができます。
アイロンを使う際は、温度を中〜高温に設定します。湿った状態の生乾き臭を発生させている洗濯物に、均一になるよう全体にアイロンを当てていきます。アイロンの中〜高温は、非常に温度設定が高いので、この高温の熱を加えることで、直接雑菌を殺菌することができるのです。
しかし、バスタオルなどは厚さもあるので、アイロンではなかなか乾かし切るのに時間がかかってしまいます。この方法は、アイロンを均一に当てなければいけないので、衣類などの比較的小さめの洗濯物に向いています。
生乾き臭を予防するには洗濯後の乾かし方が最も重要!

いかがでしたでしょうか。部屋干しすると生乾き臭が発生しやすいですが、多くは洗濯物を干している環境や乾かす時間に原因があります。この点をしっかり対策することで、生乾き臭を予防することができますよ!家電や搭載されている機能を活用するのも有効な方法です。









