目次
1.家から近いという理由で選ぶ

4年生のときには週2回程度の塾通いも6年生になれば頻度が増えるため、塾が家から近いというのは大切なポイントでしょう。
しかし「家から一番近いから」という理由だけで選ぶのはおすすめできません。家から近い塾には小学校の同級生が多く通っています。そのため游び感覚になってしまったり、緊張感が持てなくなったりする可能性も。
最寄りの塾だけでなく、範囲を広げて検討することでより良い塾を見つけることができるかもしれません。
2.個別指導と集団指導の違いを知らずに選ぶ

中学受験の塾には大きく分けて「個別指導」と「集団指導」の2種類があります。それぞれの違いを知らずになんとなく選んでしまうと、子どもに合わない可能性があるのです。
個別指導はスポーツなどで勉強の時間が十分確保できない子や、集団行動が苦手な子などにむいています。一方、集団指導は競争心が高く、学習習慣がすでに身に付いている子が向いています。個別か集団どちらがよいのか迷ったら、子どもの性格に合わせて選ぶようにしましょう。
3.月謝が安い塾を選ぶ

4年生から6年生まで塾に通うと、合計250万円ほどかかると言われています。家計に掛かる負担も大きいため、月謝は安いほうがよいと考える方も多いでしょう。
しかし、月謝が安いということは人件費に十分なお金をかけていない可能性があります。高ければよいというわけではありませんが、安さだけで選ぶのは避けたほうがよいでしょう。
4.合格者数が多い塾を選ぶ

塾の広告には「◯◯中学 合格者◯人」など合格実績が大きく書かれています。合格者が多ければ多いほど、指導力が高い塾なのだと思ってしまう方もいるでしょう。
しかし、合格実績にはさまざまなからくりが隠されていることがあります。「50人合格」と書かれていても、実際には500人受けた中の10%しか合格していない可能性もあるのです。
また、短期講習や公開模試を受けただけの子も含めてカウントされていることもあります。合格者数だけで判断せず、通っている子の成績向上の傾向や、指導方法に注目して選ぶようにしましょう。
塾選びは受験成功の第一歩!子どもに合った塾を選ぼう

受験期間には一日の大半を過ごす塾。勉強を教えるだけでなく、モチベーションをアップさせたり、生活指導をしてくれたりと子どもに与える影響は大きくあります。
塾は子どもの性格に合ったところを選ぶことが大切です。合格者数など数字にはからくりがある可能性があるので、色々な面から検討して選ぶことをおすすめします。









