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コーヒーの適正な摂取量とは

コーヒーに多く含まれるカフェインは、眠気覚ましにはもちろん、疲労回復にも効果を発揮してくれる成分です。ただしカフェインを摂取し過ぎると体に害を及ぼすこともあります。
欧州食品安全機関(EFSA)の研究によると成人を迎えた大人の場合は1日に400mgまでならカフェインを摂取しても問題ないと発表しています。コーヒー1杯分(140mlあたり)に含まれるカフェイン量は約84mgなので、1日に4杯までであれば体に悪影響がないといわれています。
コーヒーを飲むデメリット5選

貧血になりやすい
コーヒーを飲み過ぎると貧血を起こす可能性があります。コーヒーに含まれる「タンニン」が鉄分の吸収を妨げてしまうことで、体内の鉄分が不足して貧血が起こりやすくなってしまいます。
カルシウムの吸収を低下させる
コーヒーの中に含まれるカフェインは、カルシウムの尿への排泄を促進し、カルシウムの吸収を低下させます。食事のカルシウムを無駄なく吸収・利用する為に、飲みすぎに注意し1日2杯までにしましょう。
口が臭くなる
コーヒーを飲むと口が臭くなることを知っていますか?コーヒーに含まれる「タンニン」と「クロロゲン酸」が舌に付着して唾液の分泌を抑えてしまうからです。唾液が分泌されないと悪臭の原因となる物質が口の中に残り続けることになるため、口が臭くなってしまいます。
睡眠の質が悪くなる
コーヒーに含まれるカフェインは脳を覚醒させる効果があります。頭をスッキリさせたいときは有効に働きますが、寝る前にコーヒーを飲んでしまうと寝つきが悪くなることも。また睡眠も浅くなりがちなので夜中に何度も目を覚ましてしまうこともあるようです。
胃を荒らす可能性がある
コーヒーを飲み過ぎると胃潰瘍や胃炎を引き起こす可能性があります。とくに空腹状態でコーヒーを飲む習慣がある人は要注意。コーヒーを飲んだことで分泌された胃液が胃を刺激して胃潰瘍や胃炎を引き起こしてしまうのです。
飲み過ぎは厳禁!適量を守ってコーヒーを飲もう

家事や育児に追われて疲れた時などコーヒーを飲んでスッキリしたり、リラックスする人は多いでしょう。適量であれば問題ありませんが飲み過ぎには要注意。
飲みすぎは体に悪影響を及ぼすこともあるため、ほどほどの量を飲むようにしましょう!








