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お肌の大敵!冬になると襲いかかる『乾燥』

冬になると、空気が一気に乾燥するため、お肌の乾燥が気になる人はとても多いです。猛1つの理由として、室内では暖房器具を使う機会が増えるので、室内の空気自体が乾燥してしまい、余計に肌が乾燥する悪循環を引き起こすことが挙げられます。
肌が乾燥してしまうと、肌にハリやツヤがなくなってしまい、皺ができる原因となったり、見た目の肌年齢が老けてしまったりと、美容面であらゆる悪影響が及びます。
もちろん、乾燥するのは顔だけでなく体も同じなので、体に痒みやピリッとした軽い痛みを感じることもあります。乾燥しすぎると皮膚が切れてしまうので、適度に保湿を行うことが大切です。
気付いていないだけかも?『隠れ乾燥肌』の人が続出中!
今まで脂性肌だと思っていた人が、実は隠れ乾燥肌だったというケースが、最近とても多いです。この場合、夏場は脂性肌の体質が強く出ますが、冬になると空気の影響で乾燥肌になってしまうケースが非常に多いです。また、部分的に脂っぽい部分と乾燥肌の部分が出てくる人もいます。
「私はそんなに乾燥しないから…」と放置していると、気付かぬうちに乾燥肌が悪化してしまい、肌年齢が上がってしまう恐れがあります。そうなる前に、しっかり肌のスキンケアや生活習慣を見直し、自分に合ったお手入れをすることが大切です。
これだけはダメ!乾燥肌にしてはいけないNG行為5選

乾燥肌の人の場合、間違ったスキンケアや生活習慣を続けていると、肌の乾燥を悪化させる恐れがあります。ここでは、乾燥肌にしてはいけないNG行為を紹介するので、以下の行為を習慣化している場合は今すぐやめましょう。
1.洗う際にゴシゴシと肌を擦る

洗顔する際、汚れをしっかり落とそうと強くこすっていませんか。肌を擦る行為は肌を傷つける行為と同じです。特に乾燥肌の人の場合、肌が摩擦によって、乾燥を引き起こす原因となります。
洗顔の際はゴシゴシと擦らなくてもしっかり汚れを落とせるように、先に洗顔料を泡立ててから優しく、指の腹部分を使って丁寧に洗うことを推奨します。
2.お風呂上がりにタオルで擦って拭き取る
気を付けなければいけないのは、洗顔中だけではありません。お風呂上がり、あるいは洗顔後にタオルで顔や体を拭く際にも気を付ける必要があります。
せっかく洗顔する際にゴシゴシ擦らないように洗っていても、濡れた顔や体を拭く際にタオルでゴシゴシ擦ってしまっては、元も子もありません。タオルによる摩擦でも肌は乾燥したり、ダメージを負ってしまうのです。
タオルで体や顔を拭く際は、優しく水分を吸収するように、タオルを肌に押し付けるようなイメージで拭き取るようにしましょう。吸収性の高いタオルを使うと、ダメージを受けずにしっかり拭くことができます。
3.熱すぎるお湯で顔や体を洗う

冬は空気が冷えているため、熱いお湯を浴びたり、熱いお湯を張った湯船に入浴して、体を温めたいと思う人は多いでしょう。しかし、熱すぎるお湯は肌に悪影響を与え、お湯から出た際に乾燥させてしまいます。
お湯は高くても40℃までに設定し、40℃以上お湯を使って入浴したり、顔や体を洗うことは避けてください。また、長時間入浴することも避けましょう。長く湯船に入りすぎると、肌の脂分を落としすぎてしまいます。
4.体や顔を洗った後に保湿を怠る
多くの人がしっかり保湿をしているかと思いますが、忙しい時などはお風呂上がり、あるいは洗顔後に保湿を怠ってしまう人も多いでしょう。しかし、体や顔を洗った後の保湿は非常に重要です。
体や顔を洗った後は、なるべくすぐ保湿することが大切です。時間が経ってしまうと、保湿する前に乾燥した空気に触れてしまい、保湿効果が弱くなってしまうからです。
5.エアコンや暖房器具の風を直接肌に浴びる

夏や冬にはエアコンの冷暖房機能や、暖房器具を使って、室内の温度を調節します。そのため、エアコンや暖房器具から出る風によって、肌を乾燥させてしまうことは広く知られていることでしょう。
特に冬場は寒さを凌ごうと、暖房器具の前に居座りがちですが、暖かい空気は特に乾燥を引き起こします。直接温風を浴びてしまうと、肌はもちろん、髪も乾燥によるダメージを受けてしまうので、暖房器具の風邪を直接浴びる行為はやめてください。
乾燥肌を悪化させないためにできる対処法を解説!

冬場はどうしても肌が乾燥しやすくなります。しかし、正しい生活習慣とスキンケア方法を毎日実践することで、肌が乾燥することを防ぐだけでなく、美肌に近付くことも夢ではありません!乾燥肌を悪化させないためにできる対処法は、以下の通りです。
- 洗う際は擦らず優しく馴染ませるように洗う
- 洗顔料はぬるま湯で洗い流す
- 顔や体を拭く時は押さえて水分を吸収するように拭き取る
- 洗顔後やお風呂上がりは必ず保湿する
- 質の良い睡眠を心掛ける
- 暖房を使う際は加湿器を併用する
特に洗顔からお風呂上がりのスキンケアまでの過程は、丁寧に行いましょう。また、クレンジングもし過ぎてしまうと、肌の脂分を余計に落としてしまうので、適量を守って使うようにしてください。
他にも質の良い睡眠をできるだけ多くとることを心掛けたり、バランスの良い食事を摂ることは、美肌を作り出す上で非常に重要な生活習慣です。肌の健康を生成、維持する栄養を多く摂取し、外側からだけでなく、内側からも潤いを与えましょう。
乾燥肌は生活習慣やスキンケア方法を改善して美肌を目指そう

いかがでしたでしょうか。乾燥肌は、日々の洗顔方法や保湿だけでなく、生活習慣も大きく影響します。また、乾燥が気にならない方も、実は隠れ乾燥肌である可能性があります。肌年齢が上がってしまう前に、スキンケアと生活習慣を見直しましょう。









