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気づかぬうちにホコリは溜まっている!

ホコリの正体
ホコリは布団や衣類などから出る繊維のくずが絡み合っているものが主な成分で、空気中の土や砂、塵、ティッシュペーパー、髪の毛やフケ、皮膚のかけら、食べ物、などが混ざり合ってできているそうです。
さらに、ホコリには花粉やダニの死骸、ウィルスなどもついていることが多く、空気の流れで移動されながら蓄積されていくそうです。
壁に付いているホコリが床に落ちる
ホコリは気づくと発生しています。モップや掃除機で取り除き、空気清浄機を活用しても、フローリングなどの床に溜まりやすいのは何故でしょうか。ホコリが溜まる原因は実は「壁」や「ドア」にあるそうです。
家の中では人の動きによって起こる空気の流れだけでも、静電気が起きやすいです。静電気によって壁やドアにはたくさんのホコリが付着して、そのホコリが成長して床に落ちていくそうです。
床にホコリが溜まってしまう原因4選

1.ホコリが溜まりやすい場所をあまり掃除していない
掃除機を使い頻繁に掃除をしているのにホコリや溜まってしまう原因は、溜まりやすい場所をあまり掃除していないことにあります。次の場所もしっかりと掃除するようにしましょう。
- 壁やドア
- 部屋の四隅
- 家具や家電の裏側や隙間
- コンセントのコード付近
- 照明カバー
- サッシや引き戸のレール
2.換気が少ない
換気をあまりしないと、家の中にはホコリがどんどんたまります。留守にする時間が多かったり、冷暖房をつけて長時間窓を閉め切ったままにする場合は特に、きるだけ換気をするよう心がけましょう。換気をおこなうことで空気の流れができ、ホコリを家の外に追い出すことができます。
3.棚に物が多く並べられている

棚などに並べている写真立てや観葉植物、雑貨などの飾り物はホコリを吸着しやすいです。多く並べていると、掃除するのも大変のためホコリが付いたままになることもあるでしょう。
必要なもの以外は出しっぱなしにしないで、扉付きや引き出しの付いているものの中に入れるのが良いでしょう。
4.布製品が多い
カーテンやクッション、ソファーなど布製品が多いと、繊維くずがホコリの原因の大半となるためホコリが発生しやすくなります。
カーペットは使わないようにする、ソファーは革製品にする、カーテンをブラインドにする、ぬいぐるみなどは置かないようにする、など布製品を減らすようにするとホコリの発生も変わってくるようです。布製品を使う場合は頻繁に洗濯をしておくことがおすすめです。
床に溜まったホコリの掃除方法

床に溜まったホコリを掃除する時は、最初から掃除機をかけると掃除機の廃棄によってホコリが舞い上がってしまうこともあります。そのため、掃除機をかける前にフロアワイパーでホコリをさっと取っておくのがおすすめです。その後に掃除機を使いましょう。
- 床に置いてあるものをできる限りどかします。
- 部屋の奥から入り口に向かってフロアワイパーをかけます。
- 同じ手順で掃除機をかけます。
- 部屋の隅や家具の下も丁寧に掃除しましょう。
フロアモップは気づいたらすぐに使えるよう収納場所にしまいこまず、部屋の隅やすぐに使える場所に置いておくのがおすすめです。
最後に

ホコリはどうしても発生してしまうものですが、工夫次第でホコリの発生を防ぐことができます。布製品を減らしたり、壁や扉も頻繁に掃除をしましょう。また、掃除をするタイミングとしては、ホコリは人の動きで舞い上がるため、人の動きが少ない時間帯を狙うのが良いそうです。








