男性全員に知ってほしい『生理中の女性に起こる体調不良』5選

生理中の女性に起こる体調不良とは

女性は1ヶ月に一度の頻度で生理がやってきます。生理中はさまざまな体調不良や変化が生じ、精神が情緒不安定になる人も少なくありません。この記事では、生理中の女性に起こる代表的な体調不良を紹介するので、パートナーがいる方はぜひ男性に読んでもらってください。

生理中は体調不良が起きやすく情緒不安定になりがち…

ハートの小物を持つ女性

女性は1ヶ月に一度の頻度で生理がやってきます。生理中は経血がドロッと排出されるストレスに耐えながら、体調の変化にも対応しなければいけないため、情緒も不安定になりがちです。

生理に理解を示してくれる男性は、一昔前に比べると多くなりましたが、やはり経験したことのない症状なので、いまだに理解してくれない、誤った解釈をしている人は多くいます。

生理中は、いつもとは違う症状が多数同時に発症することも珍しくなく、また人によって現れる症状や有無が異なるため、ひとりひとりが違う症状で苦しんでいることを理解してほしいのです。

男性必読!生理中の女性に起こる体調不良5選

ここでは、生理中の女性に起こりやすい体調不良を5つご紹介します。パートナーにより生理のつらさを理解してほしいと思っている女性は少なくありません。男性は女性への理解を高めるためにも、ぜひこれらの症状を理解してあげてください。

1.強い倦怠感や眠気に襲われる

生理中はもちろん、生理前にも強い倦怠感や眠気に襲われる女性は多くいます。通常の怠さや眠気とは違い、抗えないほどの強烈な倦怠感や疲れ、眠気を感じるのです。

そのため、いつもより家事や育児が上手くこなせなかったり、仕事の効率が悪くなってしまったり…といった悩みは尽きません。

生理期間中、人によっては生理が訪れる数日前からこのような症状が現れるため、この期間は家事や育児がいつものようにできなくなることを理解してほしいのです。

2.お腹の張りや重みを感じるような腹痛

生理中は、お腹が張るような不快感を覚えたり、重みを感じるような腹痛に襲われたりする女性は多いです。人によっては、あまりの生理痛で意識を失い、救急車で運ばれる事例もあります。

こうした不快感は、生活や精神面に想像以上に大きな影響を与えます。人によってつらさは異なりますが、症状が重い人は立ち上がることも難しいほどの痛みに耐えなければいけません。

このような症状が現れたときは、普段その女性がこなしている業務や家事、育児を代わりに行うなどの優しさを見せてもらえるとうれしいと感じる女性は多いでしょう。

3.頭痛

女性によっては、生理頭痛と言われる生理期間中のみ発症する頭痛を引き起こす人もいます。『月経関連片頭痛』と呼ばれる症状で、通常の片頭痛よりも長く続く傾向にあり、また痛みも強く出る女性が多いです。

ズキンと頭に響くような強い痛みが継続的に起こるため、動くたびにつらい思いをする女性は少なくありません。また、頭痛に伴い、貧血症状が見られる女性も多く、無理をするとふらつきや眩暈、転倒といった事故につながる恐れもあります。

あまり生理中の頭痛は真剣に受け止められないことも多いですが、生理頭痛は周囲の人が思っている以上につらいケースも多いです。無理せず生活できるよう、配慮してあげましょう。

4.吐き気

人によっては、生理中に吐き気や胸焼けのようなむかつきを覚える人もいます。生理中は食欲が減退する人も多いですが、さらに症状が重症化すると、胃に負担がかかり嘔吐につながるケースが見られます。

吐き気を催す人は、常に胃のむかつきや胸焼けのような症状に耐えなければいけないため、不快感から強いストレスを感じたり、生活に支障が出ることも少なくありません。

耐えられずに吐いてしまうと、栄養失調から貧血のような症状を引き起こす人もいるため、無理をさせずに休ませてあげることを優先してください。

5.腰痛

生理中の女性に多く見られる症状の1つに腰痛があります。腹痛を発症しやすい人によく見られる傾向がありますが、もちろん腰痛の症状が出るという女性もいます。

ズシンとした腰の痛みを立ち上がったり歩いたりするたびに感じるという人もいるため、なるべく生理中は移動したくない、動きたくないと思う女性も少なくありません。

腰痛を和らげるには、ストレッチなどを行い血行を良くしたり、温めることで冷えを解消したりすることで和らぐこともあります。

生理中のパートナーにはこんな配慮をしてあげて!

腹痛で横になる女性

ここまで紹介してきたように、生理中の女性はさまざまな症状を発症します。1つの症状だけで済む人もいれば、今回紹介したような症状が同時に併発するという人も少なくありません。

パートナーや身近な人が生理中だという方は、ぜひ以下のような配慮をしてあげてください。

  • 動きを伴う労働(家事、育児、仕事における業務など)を代わる
  • 怠さや眠気がひどい時は無理をさせずに休ませてあげる
  • 温かい食べ物や飲み物を用意してあげる
  • ストレスをかけるような言動や態度を意識的に控える

女性によって、生理中にしてほしいこと、食べたいものなどは異なります。パートナーの普段の様子から、どのような行動をとってほしいか考えたり、直接本人に希望を尋ねたりして、なるべく穏やかに生活できるよう配慮してあげましょう。

男性は生理中の女性のつらさを少しでも理解して

いかがでしたか。生理中の女性は多くの体の変化に耐えなければいけないため、想像以上につらい思いをしている方も多いです。真面目な人であれば、倦怠感を覚えていても休めないと無理してしまう人もいるでしょう。ぜひ周囲の方が配慮し、無理せず休めるような環境を整えてあげるなど理解してあげてください。

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