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新学期は子どもにとって緊張するもの

新学期は、子どもにとって緊張する季節です。どんな部分で緊張しやすいのか、チェックしてみましょう。
- 新しいクラス
- 新しい担任
- 新入生の加入など
小学生のうちは6年間学年の子どもが大きく入れ替わることがないため、緊張が少ないと思うかもしれません。しかし、子どもにとって新学期は緊張しやすくストレスを抱えやすい時期なのです。
子どもの新学期に言ってはいけない『NGワード』5選

新学期を見かえた子どもに対して、親が言うべきではないことは以下の通りです。
1.新しい担任の悪口
新しい担任の名前を聞いたとき、露骨にいやそうな顔をしたり悪口を言うのはNG。
- 今年の担任はハズレ
- 1年を無駄にする担任でがっかり
- 先生はなにも考えてないなど
子どもが担任に対して信頼を持ちにくく、尊敬しなくなり、担任教師を見下す態度を取り始めるかもしれません。学級崩壊などを招かないためにも、担任の悪口は子どもに言う出来ではないことを知っておきましょう。
2.学校に対するマイナスイメージの言葉
学校に対するマイナスイメージのことを、新学期早々子どもに言ってはいけません。
- 今の校長先生はちょっとね
- 学校にはいい先生がいないから
- 学校行事が変更にならないかななど
子どもが学校に対してよい印象を持ちにくくなるため、子どもが学校行事を心から楽しめなくなってしまう可能性があります。
3.クラス編成の文句
複数のクラスがある場合、クラス替えを行うことで子どもの心は一新します。しかし、親がクラス編成に対して文句ばかり言うのはNG。
- 仲の悪い子ばかりになって文句を言う
- 人数に対して文句を言う
- クラスメイトの親のことを悪く言う
クラス編成で不満を持つのは、実際学校に通う子どもに不安を与える行為といえます。どんなクラスであっても、子どもに不満を漏らすべきではありません。
4.苦手な子の情報ばかり聞く
子どもが苦手意識を持っている子の情報を、しつこく聞くのはストレスの原因につながります。子どもが苦手と感じている子のことは、基本的にノータッチにしておくのが無難です。
5.宿題に対する不満
宿題の量や問題の出し方は、担任によって差があるものです。隣のクラスとの比較や、自分たちが子どもだった頃の大昔の話を引っ張り出して不満を言うのはNG。宿題に不満があるならば、自分が納得いく参考書を用意して、子どもにやってみるか提案してみてください。
新学期の子どもにかけたい言葉

新学期を迎え、緊張が多い子どもに対して、以下のような言葉を親がかけてあげるのがおすすめです。
- あなたがここまで大きくなってくれてうれしい
- どんな一年になるか楽しみだね
- 先生はどんな人かな?
- 新しい友達ができるかな、転校生は来るかななど
新しい1年が子どもにとって心弾む実り多いものに願うような声掛けをしてあげると、子どもは新学期を前向きにとらえやすくなります。子どもにとってプラスになる年になるよう願うのは、どんな親でも同じです。マイナスの言葉をかけるよりも、前向きな言葉をかけてあげましょう。
まとめ
新学期は、新しいスタートを切る子どもにとって、ストレスがかかりやすい時期です。学校が楽しいと感じ、友達と有意義な学校生活が送れるよう願いつつ、子どもを学校に送り出しましょう。









