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和菓子の賞味期限はどれくらい?

和菓子は、しっとりとしていて濃厚な味わいなので、少しの量でも満足感を得やすいものです。上品なあじわいで、職人が手掛けたお菓子は、非常に魅力的ですよね。和菓子の賞味期限は、種類によってばらつきがあります。
- 生菓子…2~3日
- 半生菓子…1週間程度
- 干菓子…1~3か月程度
購入した和菓子のパッケージや店員さんから教えてもらった賞味期限を守って食べきるよう調整しましょう。
和菓子が腐っている時のサイン

和菓子は傷みやすいものが多いので、保存環境が適切ではないと賞味期限前に腐ってしまうことがあります。腐ったものを口にしないためにも、以下のサインを見逃さないよう注意して下さい。
1.異臭がする
和菓子を袋や容器から出したとき、和菓子とは異なる異臭がしてきた場合、腐っている可能性が高いです。
- 酸味の強い臭い
- 鼻を衝く刺激臭
開封しただけで異臭が漂ってくるものは、かなり劣化が進んでいます。直射日光が当たっていたり湿度の高い場所に放置していた場合は、食べる前に鼻を近づけて異臭がしないかを確認してみてください。
2.味が変わる
和菓子本来の上品な甘みではない、本能的に危険を感じる味に変わっているものは、食べるべきではありません。
- 酸っぱい味になる
- 明らかに和菓子ではない風味に変化する
- 舌がしびれる
酸味を感じるのは、多くの食材で見られる劣化サインに一種。妙な苦みや舌がしびれる感じも、腐敗しているときに見られやすい変化です。飲み込んでしまうと体調を崩す恐れがあるので、吐き出してしっかりと口をゆすいでください。
3.触れた場所に粘着きが出る
和菓子を購入したときには感じなかった粘着きが出てきた場合、食べるのは危険!
- 表面に触れるとねばねばする
- 切ったときに糸を引く
粘着きや糸を引くといって異変は、腐敗した食材に見られやすい異変です。表面だけそぎ取っても、劣化している部分を除去できたというわけではありません。もったいないと感じるかもしれませんが、破棄して新しいものを購入しましょう。
和菓子の正しい保存方法

和菓子をたくさん入手し、賞味期限内に食べられそうにない場合は、以下の方法で保存するのがおすすめです。
- タッパーなどの密閉容器に移して常温保存…気温が高温状態ならば、冷蔵庫で保存
- 小分けにしてビニールなどでくるみ、密閉容器に入れて冷蔵保存
和菓子は、冷凍保存が可能です。冷凍できる和菓子が、団子・まんじゅう・どら焼きなど水分を多く含んでいないものを選びましょう。
冷凍したからといって長期間冷凍庫内で放置してしまうと、冷凍焼けする可能性があります。冷凍保存したものであっても、風味を損なわないためにできるだけ早く消費してくださいね。冷蔵庫で自然解凍するだけで食べられるので、手軽に解凍可能です。
まとめ
和菓子は、傷みやすいものが多い傾向です。入手したら、数日内に食べきれそうかを検討し、無理だと思った時点で食べきれないものは冷凍保存しましょう。









